謙信焼きおにぎりの謎

懐中温泉です。

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謙信焼きおにぎりの謎

最近、あなたはいつ、

おにぎりを食べましたか。

そうです。

あの、ご飯を握って作る、

おにぎり。

おむすびとも言います。

どう呼びたいかは、

あなたのご自由です。

どちらだけが正しい、ということは

ありません。

日本を

にほんと読むのか、

あるいは

ニッポンと読むのか。

どちらか、好きな方を。

たぶん、文脈であったり、

状況によって、読み方を

変えるでしょう。

また、他にも日本を意味する

言葉はありますし。

それと同じように、

おにぎり、または

おむすびでも、

呼び方はもっといろいろありえます。

その1つがここでとりあげる

けんさん焼き

です。

このけんさん焼き、は

新潟県北部あたりから

山形県南あたりに伝わる

味噌焼きおにぎりです。

これまた、

さらに小さく地域ごとに

呼び方や、おにぎりの形も

丸だったり、三角だったりします。

おにぎりーおむすび界では、

もちろん、俵型だったり、

完全な球体というのもあります。

さらには、

平べったい、円盤状のものも

あるでしょう。

けんさん焼きの語源も

いろいろあるでしょうが、

ここらへんの地域柄、

上杉謙信のけんしんから来ている。

そのような説もあり、

それは真実かどうかはともかく、

少なくとも言いたい、というものであるのは

確かです。

それだったら、

けんさん、などと広げて

言ったりせずに、

謙信焼き、と言えばいいじゃないか。

そう思う向きもあるでしょうし、

実際に、そこらへんは謎です。

謙信焼きであるとすれば、

簡単です。

16世紀、戦国時代で

名だたる武将を10人挙げよ。

とすれば必ず、上杉謙信

その終生のライバルであった

武田信玄とともに数え上げられます。

5人でも、織田信長豊臣秀吉

徳川家康とともに2人で仲良く

入るでしょう。

また、誰が最も強かったか。

天下取りとは関係なく、

武将としての強さとなると、

戦さで判断されます。

天下取りをした3人がなぜうまく

取れたのか。

それはこの謙信信玄と

直接対決するのをなるべく避けたから。

ということは言えるでしょう。

やむなく家康が信玄と戦ったときは

三方原の戦いでコテンパンに

やられてしまっています。

また、本人ではないが、

信長の軍勢が謙信と手取川の戦いで

ぶつかったときは、信長勢は

けんもほろろで逃げ帰ったとされています。

が、信玄でも謙信でも

どちらも、その後ほどなくして

あの世に行きました。

だから、強いだけではなく、

運ですとかタイミングですとか

もある、といったようなことは

まあ、巷にたくさんの本が出ています。

ここではしかし、検討したいのは

謙信焼きです。

味噌おにぎりをつくる。

白いご飯を、丸であったり、

三角であったり、握って、

おにぎりをつくる。

その上に味噌をまぶして

味噌おにぎりにする。

そして、あぶってその味噌おにぎりを

焼く。

そのまま食べても美味しいし、

もともと戦の携行食として

作られている。

したがって、包みに入れて、

腰などに下げていく。

ひょうたんや竹筒の

水筒も一緒に。

寒いときなどは、

焼きおにぎりは、

表面がカチカチになって

文字通り歯が立たない。

だから、火をおこし、

鍋や土瓶をかける余裕のある

場合であれば、お茶をわかす。

そして、器に焼きおにぎりを

入れ、そこにお茶を注ぐ。

お茶の香りと、味噌おにぎりの

味噌やご飯の匂いも

一緒にまじって、快く

あなたの鼻腔を刺激するでしょう。

目にも快く、器の中から

立ち上る、湯気。

ほどなく硬いおにぎりが

ほどけて、箸でかきこむようにして

食べるとちょうどいい、

弁当になるでしょう。

上杉謙信の依拠した

越後は雪国としても知られているので、

このイメージはよく合いますね。

丸であったり

三角であったり、と形を

描写しましたが、

もしかすると、四角いかも。

携行食としては、

その方ががさばらない

可能性もあります。

もしかすると、

餅を持っていく可能性も

あるからです。

餅であれば、

焼いて食べるだけ。

戦場ではこちらの方が

いいでしょうね。

ただ、当時の合戦は、

たいてい1日で終わりました。

だから、敗戦で逃亡し続ける

というのでなければ、

やはり腰をある程度落ち着けて

食事をする場合も多かったでしょう。

お茶もほしい。

むしろ、茶腹もいっとき一時と

いうくらいですので、

お茶だけでも、となるでしょう。

お茶があって、

ああ、味噌の焼きおにぎりが

あったな、と思い出す。

それで器にその焼きおにぎりを

出して、お茶をかけて、

かき込む。

この順序ですかね。

新潟県、越後の国は

米と味噌がうまい、とされますので

この2つを組み合わせ、

さらに謙信の名声を組み合わせ、

けんさん焼き

となった、という推測、

というほど大げさでもないですが、

です。

とにかく、

味噌おにぎりは

自分で作って食べても美味しいです。

もちろん、焼きおにぎりに

するとさらに香ばしい。

お茶をかけて食べれば

けんさん焼き、となりますので、

ゆかしいです。

あなたにも味わっていただきたい。

味わう

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ご精読ありがとうございました。

懐中温泉